人気ブログランキング | 話題のタグを見る

天皇杯の勝者と敗者

今更ではあるけど、天皇杯決勝について。

この試合を最後にチームを去る者が両チームにいた。
ガンバ大阪は、宮本恒靖がオーストリアのザルツブルグに移籍することとなっていた。
浦和は、ギド・ブッフバルト監督がドイツに戻ることになっていた。
どちらのチームも、”彼のために”という想いを胸に戦っていた。

ほぼベストメンバーで臨んだガンバ大阪は、レギュラーを多く欠く浦和を圧倒した。
”たら・れば”など意味もないことだが、
マグノ・アウベスが大きなチャンスを逸したのは痛かった。

最終的には、監督の采配が勝負を決した気がする。
”静”の西野に対し、”動”のブッフバルト。
結果としては、途中から出場した長谷部誠がボールを奪い前線にフィードし、
途中出場の岡野雅行から放たれたクロスボールが、皮肉にも宮本の背中に当たり、
中央に絞ろうとするDFの動きが中途半端になったところで、
永井雄一郎が一歩前に出てボールに触った。
GKも反応はするものの、弾かれたボールはゴールに吸い込まれてしまった。

勝者は涙し、敗者は気丈に振舞っていた。
この試合の敗者は、常に運がないのかもしれない。
それだけではないし、それだけで片付くようなことではない。

2007年、宮本の新たな挑戦が始まる。
現段階での僕の評価では、通用しないと思っている。
フィジカルだけではない。
チームがどんなシステムかによっては、彼の能力は半減しかねない。
コミュニケーションだって一筋縄ではいかない。
僕の中では、判断力も危ういと感じている。
ただし、この評価は現段階での僕の評価でしかない。
是非とも僕のイメージを覆してほしい。
by neo_no14 | 2007-01-06 23:59 | Futebol


Futebol(サッカー)を愛する魂のBlog


by Neo_no14

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ

全体
Futebol
日本代表
清水S-Pulse
ChampionsLeague
2010 WorldCup S.A
EURO2008
Club World Cup
WorldCup
Futsal
Travel
Spa
京都
富士登山
Run & Bike & Swim
SnowBoard
Food
CINEMA
Camera
お笑い
Music
Art
Life

以前の記事

2011年 10月
2011年 08月
2011年 05月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
more...

Link

最新のトラックバック

ブログパーツ

検索

その他のジャンル

ライフログ

サッカー戦術の仕組み―日本人の“サッカーIQ”を高める本 [PR]

サッカースカウティングレポート 超一流の分析 [PR]

サッカー4スタンス理論 [PR]

サッカー世界一になりたい人だけが読む本 [PR]

クライフ公認 「トータル」フットボーラーの全貌 [PR]

ヨハン・クライフ―スペクタクルがフットボールを変える [PR]

ヨハン・クライフ「美しく勝利せよ」 [PR]

ベンゲル・ノート [PR]

オシムの伝言 [PR]

オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える [PR]

日本人よ! [PR]

FCバルセロナスクールの現役コーチが教えるバルサ流トレーニングメソッド [PR]

フィジカル革命―フィジカルコーチの日本サッカー強化論 [PR]

GIANT KILLING(14) (モーニング KC) [PR]

U-31 完全版(上) (講談社BOX) [PR]

U-31 完全版(下) (講談社BOX) [PR]

岳 みんなの山 11 (ビッグ コミックス) [PR]

トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表09冬・春号 [PR]

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧