A代表に五輪代表

1日に、A代表の試合と五輪代表の試合があるとは、何とも悩ましい日だ。
試合開始時刻の遅かった五輪代表戦は、後半のみしか見ることができず、
試合時間の早かったA代表の試合は、寝る前にDVDで前半だけチェックした。
試合全体を見ていないので、見た範囲での軽い感想を。

五輪代表は、ついに北京五輪アジア最終予選に突入した。
今までは短期決戦が多かったアジア最終予選だったが、今回は長期決戦となる。
日本の入ったグループは、ベトナム・カタール・サウジアラビアがいて、
ここから1チームのみが北京五輪出場権を得ることが出来る。

初戦の対戦相手は、このグループで一番実力が下だと思われているベトナム。
しかし、アジアカップ2007のA代表に7人も選出されている世代だけに、侮ってはいけない。
日本は五輪代表からアジアカップに選出されたのは、水野晃樹のみ。
一概にこういう部分で比較しても国のレベルにも因るので全く意味をなさないが、
経験を積むことで飛躍的に成長する年代であるし、
日本のA代表と戦ったことで自信を得ているかもしれない。
A代表は4-1で勝ちはしたが、衰えない運動量を誇ったのは、ベトナムだった。
技術力では日本の方が断然上だが、体力と精神力の部分ではわからない。

前半が終わった時点で、日本は青山直晃のヘディングで先制していた。
ホームということもあり、この1点を守りきろうという姿勢では後半に臨んでいなかった。
布陣を確認して最初に思ったのは、反町監督は初戦だから手堅く勝つつもりなんだと感じた。
4バックかよ、家長じゃなくて柏木かよ、岡崎じゃなくてチュンソンかよ、まだ平山を使うのかよ…
カウンターを狙っているベトナムに対して、スペースを消す意味でも4バックは有効だとは思う。
また全体的な運動量の少ない家長よりも、
豊富な運動量で前線からの守備にも貢献する柏木を使うのもわかる。
ただもっとリスキーに勝負しても良かったようにも思えた。
右サイドの水野は突破から再三クロスを上げたが、平山の予測力・準備不足が目立ち、
ゴールネットを揺らすことはなかった。
個の力で打開した右サイドに比べ、左サイドはなかなか形が作れなかった。
左サイドバックに入った本田圭佑は、縦に強いタイプではなく、周りとの連携から崩すタイプ。
周りが彼を生かすための動きができていなかったのは課題である。
柏木と交代で家長が入り、右だけでなく左の本田からもチャンスを作ることができていたので、
やはりサポート次第のことだろう。
梶山は期待の大きい選手なだけに、この程度のパフォーマンスでは納得できない。
大きな組み立ても小さな組み立ても彼にはできる。
ミドルパスでサイドチェンジしたり、ショートパスを前に当てて自分が突っかけていくようなプレーを回数も増やし精度も上げていかなくては攻撃が単調になる。
中途半端なプレーでボールを奪われてカウンターを食らうシーンが目立ったが、
迷いと無駄をなくし、いつも通り淡々と難しいことを簡単に見せるプレーを出してほしい。

清水の選手では、GK山本海人と青山がスタメンで、岡崎は途中出場した。
青山であれば、このレベルの相手で負けることはない。
できれば、清水でもコーナーキックからの得点をお願いしたい。
海人はあまり危ない場面はなかったと思うが、試合終盤でのFKのシーンは対応が悪かった。
壁の枚数を増やすなり、壁の位置をもっとニアを切るようにしなくては、
あのような形で直接ゴールを狙われてしまうのは当然だ。
ベトナムのキッカーがもっと速くてグラウンダーかGK前でバウンドするボールを蹴っていたら決められていただろう。
確かにクロスで合わせてくることをケアするのもわかるが、もう少し対応をしっかりしなくてはならない。
結果としては、自作自演でファインセーブに見せたが、あれを正面で止められるようにならないと、
正GKの座を奪うことはできないだろう。
岡崎は、いつも通り裏のスペースを意識した飛び出しを狙っていたし、
こぼれ球に反応できるポジションを取っていた。
前線からの守備もしっかりできていたし、監督の意図することはできていたはず。
まだ連携に難があるのか、噛み合わないシーンも多かった。
次も選ばれることで、周りとの練習時間を増やし、得意のコミュニケーションで自分のプレーを理解してもらい、9月の2試合で得点という結果が残せるようにしてもらいたい。
そのためにも、清水で活躍することが大事になる。
個人的には将来のことを考えても、2トップを矢島と岡崎にしてもらいたいと思っているので、
そのために超えなくてはならない壁を乗り越えられるように努力してほしい。

両サイドについて疑問に思うことがある。
A代表の両サイドは、加地と駒野で、4バックも3バックにも対応可能なタイプである。
しかし、五輪代表では、本田圭佑と細貝萌が入っていたが、どちらの選手も臨機応変のシステム変更には向かない。
もし、4バックにも3バックにも対応するサイドを使うのであれば、内田篤人と安田理大を使うべきだろう。
彼らならもっとスムーズに対応することが可能だし、サイドで勝負するなら前述の2人を凌駕する。
ただし、この場合に問題になるのは、ヴォランチとセンターバックが可能な選手がいなくてはならない。
A代表で言えば、阿部勇樹のような存在だ。
この試合で考えると、梶山と本田拓也がヴォランチになるが、拓也がそれに該当するだろう。
ただし、彼は中盤の潰しで光るタイプで、DFラインに入れてしまうのは、ちょっともったいない。
サブを見渡してもいないが、どちらかといえば細貝がそうあるべきなのかもしれない。
でも、このポジションがウィークポイントになっているような気がする。
北京世代の守備に強いヴォランチの奮起を期待したい。
清水にだって、やってもらわなくては困るのがいる。
岩下敬輔、チャンスだぞ。

軽く書くつもりが結構書いてしまったので、A代表のカメルーン戦は、また今度。
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by neo_no14 | 2007-08-24 03:11 | 日本代表


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