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問題は、PK戦の蹴り直しジャッジではない

家本政明

Jリーグのよく観戦する人なら、誰もが知っている審判だ。
日本では数少ないスペシャルレフェリーの1人。
ある意味で、いや、はっきり言って悪い意味でのスペシャルなレフェリーと僕は認識している。
現に、2006年にはシーズン中に研修を受けなければならないほどのレベル。
彼が未だにSRであることもおかしな話しだし、ゼロックススーパーカップのような大舞台で裁くなど、
絶対にあってはならないことなのだ。
家本主審のレベルが低いのは、周知の事実であり、ある意味どうしようもない。
それよりも、そんな主審をこのような試合で起用した協会もしくは運営側に問題がある。

岩政に出た2枚のイエローカードは間違いない。
リ・ハンジェの2枚目も間違いない。
ただ、リ・ハンジェの1枚目は、イエローカードに該当しない。
完全にボールを捉えているし、削るような接触はなかった。
久保竜彦が倒されてのPKの判定も有り得ない。
そういう大きな判定だけでなく、試合を通して不安定なジャッジだった。

研修も受けておいて、これではもう言い訳ができない。
Jリーグを裁く審判としての免許は剥奪した方が、日本フットボール界のためになる。


PK戦での蹴り直しに関しては、全く問題なかった。
ルール上、曽ヶ端の動きは、蹴る前に行われていた。
でも、個人的には、GKに酷なルールになっていると思う。
あの前に出る1歩は、GKにとって本当に大事なのだ。
あの1歩が使えるだけで、ストップする確率は格段に上がる。
キッカーへのプレッシャー・角度・距離がわずかに見えるが、実際には大きく変わるからだ。
キッカーが蹴る前に、GKがラインより前に出てはいけないというのは、GKにとって大きく不利な条件だ。
どうせなら、キッカーが軸足を着地した段階で前に出ても良いとした方が、GKにもチャンスは広がるし、PK戦がもっとおもしろいものになると僕は考える。


現在のルールでは、GKは事前のデータ分析・自身の勘・オーラ・身体能力が決め手となるが、
身体能力の部分は改善できる可能性が充分にある。
やはり跳躍力が物を言うように思われがちだが、そうではない。
「膝を抜くこと」
これからは、PKをストップする鍵として、これが重要視されるだろう。
「古武術」に通じることで、詳しくは「古武術」から学ぶのがいいだろう。
「フットボール」と「古武術」にどんな接点があるんだ?と思われるかもしれないが、
運動理論の1つとして、指導者の方は、「古武術」を学ぶべきだ。
by neo_no14 | 2008-03-03 00:00 | Futebol


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