初めての静岡旅行 初日 -スペイン艦隊 下田襲来-

12月18日(月) 晴れ
久し振りに早起きをした。朝7時に静岡駅に到着するビセンテアヤカさんを迎えに行くことになっているからだ。京都から夜行バスに乗っての静岡入りは、京都の仲間内では初の試み。多少バスが遅れることはあったとしても、僕が寝坊するわけにはいかないので、きっちり起きて迎えに出掛けた。7時ちょっと前に静岡駅南口に到着。メールで連絡すると、ほどなくしてアヤカさんから電話が来た。静岡駅北口にバスは到着するので、南口まで歩いてきてもらうことにした。まずは、ビセンテの姿が見え、12月以来のご対面。アヤカさんは少し遅れて合流。朝ではあるが、2人ともテンションは高め。とりあえず、我が家に荷物を置くために、石田街道を南下して、国道150号へ。ここは静岡に来る人たちには評判の景色の良い場所。海が広がり、伊豆半島も見ることができる。そして、日本平に隠れるまで、富士山が姿を現す。この段階で、ビセンテアヤカさんも興奮気味。ビセンテはいつものように無駄に写真を撮り出してしまう。

家に到着して、荷物を降ろし、こっちが恐縮してしまうほどのたくさんのお土産をいただいた。その中には、ビセンテからのアレもあった。一応バスで寝ていることもあり、ほとんど休憩もしないで、今日の目的地下田に向かって出発した。我が家から2つ目の信号で出現する富士山は、普段から見ている僕でも驚くほど綺麗で、ビセンテはカメラに収めまくり、アヤカさんも感動しまくっていた。清水から富士市までの道中は、富士山が色んな顔を見せるポイントが多々ある。それだけでも、京都からの二人には感動ものだったようだ。そういえば、昨年の夏、一緒に富士登山をしたのだが、清水からだけでなく、近くに行っても天候が悪かったので、富士山の全貌を見ることがなかった。富士山の景色だけでこれだけ喜んでもらえると、なんだか静岡県民としては誇らしい。まぁ、これは僕が京都に行った時に感じる感動と同じだろう。それにしても、二人ともテンションの高いこと、高いこと。

沼津を越え、伊豆半島の入り口付近で、一旦休憩。ここから最短ルートは、天城越えとなる伊豆半島の中央突破となるが、道路の凍結の危険性がある。そうなると、西伊豆から下田に向かうこととなる。天気が良いので大丈夫そうに感じるが、やはり1日中山陰に隠れてしまう場所もあり、溶けることがないようだ。天城越えは断念し、土肥に向かうことになった。山を越えて土肥に入ると、また海岸線沿いを進むこととなり、ちょっと前まで見えなかった富士山がまた顔を出して、バンバン写真を撮り出すビセンテ。下田に着く前に、メモリが無くなるかもしれないと心配になるアヤカさん。車内では、ちょっとした夫婦漫才を繰り広げることとなる。11時も過ぎ、徐々にお腹も空いてきた。一応、このメンバーにはお腹が空くと機嫌が悪くなる人はいない。また山の中を走り出し、次に海が見えたところが下田となる。

下田に入り、まずは食事となった。旅行と言えば、やはりご当地の美味しいものを食べたい。その期待に応えられるように、自分なりに下田を調べて導き出した答えが、海女小屋というお店だった。なんとなく覚えていた地図を頼りになんとなく進んでいくとその店を発見。近くのコインパーキングに車を停めて、お店に入ろうとした。が、なにやら怪しい札が入り口に掛かっている。「只今入漁中」戸は開いているが、暖簾は店内に入っている。これは、本当に「漁に出掛けている」ということかもしれない。海女というだけあって、そういうことだろうと結論付け、歩いて別のお店に。近くに「黒船屋」というお店を見つけ、入ってみることにした。僕の中では、「黒船屋」にスペイン艦隊(ビセンテ)が入っているだけで、ちょっと面白かった。アヤカさんと僕は、この店の名物「サザエのかき揚げ定食」を、ビセンテは「刺身定食」を注文。餃子好きのビセンテは「海老ニラまんじゅう」が気になったようで、一緒に食べることにした。出来上がるまでに時間があったので、お店にあった下田開国記念館のパンフレットを読んでいたが、本気モードのアヤカさんは持参していた下田マップを確認していた。色んな場所にチェックが入っていたので、出来るだけ廻れるように頑張ろうと心に誓った僕だった。まず「海老ニラまんじゅう」が出てきた。なかなかニラが効いていて美味しかった。それから、「サザエのかき揚げ定食」「刺身定食」が登場。サザエのかき揚げは、意外とたれが少なくて、あっさりしていて美味しかった。かき揚げの大きさの割りに、サザエはどこにあるの?っていう疑問はあったけど…。ビセンテの刺身も美味しかったようだ。食べ終わり、お店のおばちゃんから、「日本人よりも綺麗に食べますねぇ」と言われたビセンテ。まんざらでもない顔をしていた。

食事を終え、最初に向かったのは、下田開国博物館。車を降りる前から眼がキラキラと輝いているアヤカさん。当初ビセンテは興味ないだろうから、中に入らない場合は僕と一緒にブラブラすることを想定していたが、ここは3人一緒に入ることにした。最初は拍子抜けするような開国とは全く関係ない展示がされていたが、2階へ進むと、吉田松陰から始まって、ペリー・プチャーチンと続く。あんまり興味がないと思っていた僕も、昔授業で出てきた日米和親条約とか日米修好通商条約の写しが展示されているのを見て、ちょっと興奮している自分がいた。本気モードで集中して見ているアヤカさん。ビセンテは何のことやらさっぱりわかっていないが、古い写真や絵、遺品などには少しだけ興味を示していた。日常会話なら特に問題なく日本語を操るビセンテだが、さすがにこういうところに書かれている日本語は難しい。一応、英語でも説明されているところもあるけど、ビセンテは英語がわからないので意味がない。受付でも英語のパンフレットを渡されそうになったが、渡されてもよくわからないから丁重にお断りしていた。僕の語学力では、残念ながらスペイン語で説明できない。まぁ、ビセンテ
アヤカさんに放置されてもお構いなし。僕はビセンテが何に反応するかを見るのがおもしろくなってきた。展示が終わり、お土産コーナーへ。アヤカさんは本を購入。ビセンテは桜のジャム。飲んだことのない水と豆乳にはどうしても手が出てしまう僕は、温泉の飲料水を。
下田開国博物館を出ると、吉田松陰拘禁の跡、了仙寺、ペリーロードと散歩する。散歩中にお茶でもしようと思ってはいたけど、喫茶店らしいところが見つからず、あっても観光地価格で断念。結局、アヤカさんがソフトクリーム食べただけとなった。

次に、伊豆下田市玉泉寺/ハリス記念館へ。ここはビセンテが記念館に入らないので、僕も一緒にアヤカさんを待つことにした。全然知らなかったが、ここには牛乳の碑というものがあった。実は碑に刻まれた内容までは覚えていない。ただ、牛乳好きの僕はどうしても牛乳が飲みたくなったので、策略にはまって飲むことにした。その後は、黒船やディアナ号の乗組員のお墓を見学して、ビセンテと話をしながらアヤカさんを待っていた。しばらくするとアヤカさんが記念館から出てきたが、他にお客さんもいないし、なんだか不気味な感じがしたので早く出てきてしまったようだ。

とりあえずここで下田観光は終了。アヤカさんには満足してもらえたようだ。ということで、帰りの車内ではシエスタ(お昼寝)。途中まではなんとか話に参加していたけど、ちょっと話が途切れたり、口を挟まなくてよさそうな時に夢の中に入っていった。ビセンテはニコニコしながら、日本人のある特性について話した。「日本人はおもしろいです。電車やバスでよく寝ます。でも、自分の降りる駅のアナウンスがあると起きます。」確かにそうだ。日本人は平和ボケしていると言うか、無用心と言うか、電車で寝るのは当たり前だ。それから、寝過ごすこともあるけれど、結構降りなきゃならない駅の直前で起きることができる人が多い。ビセンテは頃合いを見計らって、後ろを振り返り、「長岡天神、長岡天神」と言った。気持ち良さそうに寝ていたアヤカさんは、ビクッと驚いた様子で起きた。楽しそうなビセンテ、恥ずかしそうでちょっと怒っていそうなアヤカさん。仲の良いところを見せてくれる。

沼津からは高速に乗って、清水へ向かった。7時半から僕がフットサルをやるため、少し急いでいたからだ。時間には間に合い、寒いので2人を建物の中に案内して、僕は準備をすることに。着替え終わり、アップをして、キーパーのいない僕のチームは、恒例のじゃんけんで決定した。運悪く負けてしまい、キーパーとなったのだが、ここでまさかの展開が。試合開始から最初のピンチの時に、足を伸ばしてビッグセーブをしたのだが、この1プレーで左の太ももに衝撃が走った。「肉離れだな…」 経験上、すぐに理解した。まだ時間が経っていないので、軽度であれば前半のキーパーだけはやろうと思ったのだが、バックパスが来た時に足が動かず、すぐに交代してもらった。敵も味方も何が起きたかわからなかったみたいだが、かなりの痛みがあったので、軽度ではなく重度の肉離れだと自覚した。すぐに医務室に行き、氷をいただいて冷やした。近くにビセンテアヤカさんがいたので、僕の試合が終わったことを告げ、車に戻った。一応、仲間の試合が終わるまでベンチにいたが、かなり痛かった。試合は勝ってくれたので、僕も一安心した。

試合が終わり、富士山にも一緒に登ったフットサルのチームメイトでもあるショーも誘い、夕食に出掛けた。左足だったので、運転に支障はなかったが、座るだけでも痛かった。痛いけれども、この夕食は僕が一番おススメのお店で、京都の友達からも好評だったので、2人の期待も高かった。仕事が終わった相方をピックアップしてお店に向かった。お店に着くと、店員さんが気を利かせてくれて、もうすぐ空く入り口から一番近い席を案内してくれた。痛々しい姿で歩く僕を見て、座布団もたくさん用意してくれた。本当に感謝、感謝。とりあえず、各自で食べたいものを注文し、後は僕のおまかせで注文をした。ここの料理は、ボリュームがあって、味も美味しいし、値段も破格!僕の一番好きな(黒)はんぺんのフライは、アヤカさんにもご好評だったようだ。美味しい食事があれば、楽しい会話も盛り上がる。僕は結構遊びに行っていたし、メールでのやり取りもあるけれど、相方は去年の11月以来、ショーは去年の7月以来の再会だから、色んな話ができた。みんなにも気を遣ってもらったけど、店員さんがまたファインプレーをみせてくれた。足を冷やしていた氷が解けてしまっているのを見たら、「氷を持ってきましょうか」って言ってくれた。「じゃあ、帰り際にお願いします」と頼み、いざお会計となった時に、氷を綺麗に平らに並べた状態で持ってきてくれた。これは非常にありがたかった。たらふく食べて、お会計は1人2000円程度。最初に値段を聞いたときにあまりに安過ぎたので、もう一度聞いてしまったくらい。大満足でお店を出た。

駐車場で、ショーと今年の8月にまた富士登山をする約束をして、解散となった。相方を会社の駐車場まで送り、僕らは日本平へ夜景を見に行った。ここは夏にlikebabyfaceさん達が夜景を見に訪れたところで、ご好評だったこともあり、冬の方が空気が澄んでいるからもっと綺麗だろうと思い、連れて行った。僕の足が言うことをきかない状態なので、車中から見える場所を探して行ってみた。車を停めて、2人は夜景を堪能していたが、寒くてアヤカさんはすぐに戻ってきた。ビセンテも大好きな写真をたくさん撮って戻ってきた。とりあえず、静岡観光初日は、ここで終了。

家に戻り、お風呂に入り、寝る準備をした。僕の部屋を2人に提供したが、体の大きいビセンテのために、ベッドだけでなく布団も用意していた。ただ、ジェフ千葉で選手に支給されたトゥルースリーパーを使用している僕のベッドの寝心地が良さそうだと言うことで、どっちがベッドで寝るかで揉めたため、最終的には2人仲良くベッドで寝たそうな。明日は、近場を回ることになっているが、この足でどこまでご案内できるか心配になりながら、僕は寝た。
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by neo_no14 | 2008-02-27 00:00 | Travel


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